日本伝統木工技術「組子」を作ってみました!
【組子】とは
「組子」とは、釘を使わずに緻密な幾何学的紋様を生み出す木工の伝統技法のことです。
細くひき割った木に、溝や穴、ほぞ加工を施し、カンナやノコギリ、ノミ等で調節しながらひとつずつ組み合わせていきます。
「組子」の技術は、今から約1,400年前、遠く飛鳥時代に始まった寺院建築の技術から始まったとされ、長い年月をかけ繊細な日本人の感性により少しずつ変化し、職人たちの伝統を守る心と情熱により現代に引き継がれてきました。
そんな「組子」を作る事ができるワークショップに参加し、「組子」の奥の深さを体感してきましたのでご紹介させてもらいます!
(新型コロナウイルス感染拡大前に参加させて頂きました)
組子の文様について
今回のワークショップでは、組子文様6種類の中から2種類を選んで作成しました。
この文様ですが、実はひとつひとつ意味があるってご存知でしたか?
たとえば下記写真の文様だと…
現在までに伝わる組子の紋様は、健康、豊作、繁栄、長寿など人を幸せにする 「 吉祥文様」を含めてなんと200種類以上あるそうです。
組子の組立て方
何気なく見ていた組子の模様がそれぞれの意味を持ち、繊細な手作業で組立てられていることを知ると、
日本人って粋だなーとつくづく思います。
それぞれの文様の意味も含めて、お住いに取り入れる場所や部屋を選択すると、
更に愛着の湧くお住まいになりそうですよね。
欄間や障子だけでなく、例えばわたくし森岡も場合…
玄関の目隠し代わりに魔除けの意味を持つ「麻の葉」の組子を、
リビングの間仕切りには、人と人との関係が円満に広がることを意味する「七宝亀甲」を取り入れたり…。
是非、興味のある方はご相談を。
それではまた。
どうぞ、わがままを。
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