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スタッフ紹介ブログ

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2018年03月11日

現場のコト

機能とデザインを兼ね備えた防音天井

シアタールーム

久しぶりの投稿、森岡です。

今回は現場のご報告。
1年ほど温めて楽しみにしていたシアタールームの内装工事が無事完了しました!
工事の工程に沿ってご紹介しますので最後までじっくりご覧ください。

スクリーン側壁面を見る:躯体~下地仕上げまで

まだ何もない躯体の地下空間。声がとても響きます。

結露防止用のウレタンフォームが吹かれ、間柱を立て、下地造作が開始。
このピンクの空間がなんとも言えない…。
にょろにょろと天井を這っているオレンジの管は、中に配線をする為の管。
CD管と言われ、先にしっかり配管しておくことで、工事が終わってから配線を通したり、やり替えをする事が容易となります。
いわば、配線の通る道路です。
それにしてもこの配管の数…。
スピーカーがなんと13個もつくのですからこうなりますよね。

床の下地造作が開始。
床暖房が一部入るため、断熱材を敷いた上に「置床」という工法で床組み。
最近のマンションなどで使用される工法で、床下に配線や配管を通しやすく工期も短縮できる優れた工法です。

次は天井下地造作が開始。
天井高さを出来るだけ高くするため、鉄骨の下端ギリギリに下地を組む。
大工の成せる技です。

天井にボードが張られ、少しだけ部屋らしくなってきました。

壁下地造作開始!
ピンク空間とはお別れです…。

床のフローリング張りも始まりました。手前にある白いシートは電気の床暖房。
様々なサイズがあり、好きな場所に手軽に施工できます。
今回は、ソファの足元を中心に床暖房を敷きました。

布クロスを貼る下地材は、「オトカベ」というピン穴加工とってプツプツと小さな穴の開いたボード。この下地材が、音をほどよく吸収してくれます。

天井仕上げが完了!

シックな色の防音天井が張られ、空間がぐっと引き締まりました。
スクリーン用の幕板もつき、完成が見えてきました。

この天井材は、
リズミカルな意匠の穴あけルーター加工がされており、ハイレベルな吸音性能を持っています。
更に、シックな色合いで、天井の光の反射を抑えたいシアタールームに最適な天井材です。

あ、天井にぶらさがっているリングは…お施主様のご要望のオプションです。
サンドバッグなどを吊るすそうですが、もちろん取り外しもできるよう工夫しています。

入り口側壁面を見る:躯体~下地仕上げまで

またまたピンク空間が戻ってきました…。

ここからは入口側の工事を簡単にご紹介。
右の開口が階段室からの入り口。
左の丸い穴は、エアコンと換気扇(吸排気)配管用の先行開口。こちら側の壁は外部と面しているのでしっかりと防音工事を行います!

間仕切壁の構造は、15センチもあるコンクリート壁の内側に、右図のように吸音ウールや遮音パネルなどを組みあわせた構造。
間仕切壁の総厚みはなんと35センチほどにもなります!

換気扇のダクトは消音ダクトを使用。
出口となる部分も念入りに遮音コーキングで埋めています。
このほか、コンセントや建具の隙間は、遮音隙間充材や遮音シートを使って、これでもかとしっかりしっかり遮音しています!

防音壁の施工が終わり、機械室の間仕切り造作が開始。
中央にはオーディオ用の造作棚がつきます。

両側のドアと中央にはオーディオ棚が組み込まれました。
オーディオ棚はベタ芯といって板の中に空洞がない構造で厚みも30mmと厚め。
オーディオ機器の振動を吸収しないように工夫をしています。

本格的。だけど、おまけ工事。

電気屋さんが、アクリルパネルに何個も穴をあけ、加工して一生懸命作成しているものは…??

あの天井を縦横無尽に走っていたオレンジ色のCD管の整理パネルでした!
CD管の入口から出口まで黒い配線を通しており、この後入るオーディオ屋さんの工事の配線もスムーズにできる工夫。
ダラーっと10本以上の配管が垂れ下がっている状態とは雲泥の差ですよね。
現調に来たオーディオ屋さんも、「これはマネしたい!!」と絶賛しておりました。
お願いしなくても、自ら丁寧でクオリティの高い仕事をしてくれる職人さん達には本当に感謝です。

内装工事完成!!

という事で、長くなりましたが…

1か月に及ぶシアタールームの内装工事が完成しました!!
濃紺の布クロスが張られ、高級感のあるシアタールームになりました。

換気扇のグリルも、コンセントも、ライトコントールのカバーもエアコンも…全て黒に統一しております。
ドアもしっかり防音2重ドア。ドアを閉めた瞬間に周囲の音がピタッと消え空気感が変わります。

これで内装工事は完了。
この後、オーディオ機器やスクリーン、家具などが入ります。
が…購入予定の家具の納期が3か月との事で、梅雨の時期までまたまた楽しみに温めたいと思います!

それではまた。

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